筋力の衰えは、フレイルあるいは要介護状態へのリスクが高まります。
片足立ち・握力測定で、同一年齢の平均値と比較して自分がどこに位置しているかを知り、これからの健康な生活のために運動や食生活を改善し、平均値以上になるよう努めましょう。
なお、まめ倶楽部では、地域での催しなどで「まめくら健康ミニチェック」を行なう際には、全力でサポートいたします。
<片足立ち>
開眼(閉眼)片足立ちは、バランスを保てる体(関節や筋)の柔軟性、ブレに耐えられる大腰筋などの体幹支持筋の筋力などに関わっており、ストレッチや筋トレにも最適です。
バランス感覚が悪い人ほど認知症に近い症状が進行しやすい傾向があり、片足立ちは脳トレにも有効といわれています。
<握力>
握力は、全身の筋力と関連があり筋力測定の指標として多く用いられています。
近年では、サルコペニア(筋肉量の減少)対策として、身体機能を維持するための握力維持・向上に注目が集まっています。
なお、握力の経年低下が大きいほど、総死亡、循環器死亡、およびその他の死亡リスクが上昇するなど、握力と疾病リスクが関連していることが明らかになっています。