血圧

日本高血圧学会では、正常血圧を(最高血圧129以下かつ最低血圧80未満)、高血圧を(最高血圧140以上かつ/または最低血圧90以上)としています。
※1.正常血圧には、正常高値血圧(最高血圧120~129かつ最低血圧<80)を含めました。
※2.最高血圧130~139かつ/または最低血圧80~89は高値血圧といい、高血圧予備軍としています。

また、日本人間ドッグ協会では「血圧の基準範囲」という表現を使い、健康な人の実態から、最高血圧は88~147、最低血圧は51~94の範囲としています。
結構、最高血圧は気にされる方は多いのですが、最高血圧と最低血圧の差などを気にされる方は、あまり多くはないようです。
今回は、脈圧と平均血圧について説明します。
1.脈圧とは
脈圧は、(最高血圧ー最低血圧)の計算式で求めます。
正常値は、40~60の間とされいます。
上下差が正常値を超えている場合、心臓から近い血管に動脈硬化の可能性があります。
逆に、上下差が少ない場合は、心不全等のリスクがあります。
2.平均血圧とは
平均血圧は、(上記脈圧÷3+最低血圧)の計算式で求めます。
正常値は、90未満とされています。
正常値を超えている場合は、心臓から遠い血管に動脈硬化の可能性があります。

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